2023.07.26 ブログ・心理カウンセリング
視野を広げてみよう
こんにちは、大淀です。
学生さんがCG作品を制作している様子を見てみると、キャンバスの中の一か所のみずっと細かく描き続けていることがたまにあります。
例えば、お部屋の中の絵を描いているときにその部屋にある1つの椅子だけを延々と描き続けている状態です。
このとき、たしかに椅子のクオリティは上がっていくかもしれませんが、それ以外の部分はどうなるでしょう。
そのときに「ちょっと部屋の全体を見てみようか?」と声をかけて全体を見てみると、椅子だけが完成に近い状態になっている反面、部屋のほかの部分がほとんど手つかずで絵の全体としてのバランスが偏った状態になっていることに気づきます。
椅子のことしか頭になかったのでこのようなことになるのですね。
カウンセリングでも、クライアントさんが問題解決のための方法を1つしかもっていない(と思い込んでいる)ことが多々あり、「もう私は逃げるしかないんです!」と視野が極端に狭くなっていることがありますが、そのときは目の前にある問題をひとつひとつ聞きながら整理していくと、視野が広がり、今ある問題を全体的に俯瞰することができ、多くの選択肢があることに気づきます。
目の前の1点だけしか見ていない状態から、全体を広く見られる状態にする、それがカウンセリングの場でできることの一つです。
(大淀久明)
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